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福岡県古賀市 家族葬の斎場想庵 ブログ 相続の相談は誰にする?no.3

2024.10.30 ご葬儀 終活

相談先選びのポイントは?

専門性を重視し依頼先を選ぶ

 

上述したように、相談は専門性を考えて適切な依頼先を選ぶことが大切です。弁護士・税理士・司法書士・行政書士のいずれも相続相談にはのってくれますが、弁護士にしかできないこと、司法書士にしかできないこと、税理士にしかできないこと、行政書士にしかできないことというものもあります。特にトラブルが発生している場合には弁護士一択になりますので、迷わず弁護士に相談しましょう。

 

他業種との連携実績を確認する

 

たとえば相続争いで不動産の評価額が争点になっている場合があるとします。そのような場合に弁護士は不動産鑑定士と連携することでスムーズに解決することができます。このように他の専門家との連携が取れているかどうか、連携先が多数あるかどうかも、依頼先選びの指標になりますので確認しておくとよいでしょう。

話しやすさで選ぶ

相続相談は、プライベートなことを話すことになるため、話しにくい相手だとストレスに感じてしまうこともあるでしょう。親身になって話を聞いてくれて、安心して話せる相手であれば、自ずと信頼関係を築くことができます。そのため、無料相談などを利用して担当者との相性を探ってみることもおすすめです。

相続専門の依頼先を選ぶ

たとえば同じ弁護士でも、「離婚専門」「交通事故専門」「刑事事件専門」などのように、メインとしている仕事が異なる場合があります。もし「相続専門」と銘打っている弁護士であれば経験豊富であるため安心感があります。同じように税理士や司法書士、行政書士にも相続を専門としている、あるいはメインの業務にしている事務所はあります。反対に相続問題をほとんど取り扱ったことがない事務所もあるので、依頼の際に相続相談であることを伝え実績があるかも確認しておくと安心です。

利便性を重視する

相続のやりとりは、一回事務所に行ったら終わりというわけではありません、そのため家から近い事務所や、こちらが行かなくても向こうから出向いてくれる事務所など、利便性の高さもポイントの一つです。もちろん費用面の利用しやすさも含めて、判断材料として検討してみてはいかがでしょうか。

相続相談に行く際に準備しておくと安心なもの

相続相談に行く際は、以下のものを準備しておくとスムーズです。可能な範囲で揃えておきましょう。

✔︎遺言書(あれば)
✔︎相続関係のわかる資料
例)戸籍謄本や除籍謄本・簡単な家系図のメモ
✔︎故人の財産がわかるもの
例)財産をまとめたメモ・固定資産税課税明細書・通帳

まとめ

いかがだったでしょうか。
相続の手続きはとても煩雑です。そのため、弁護士・税理士・司法書士・行政書士といった専門家をうまく活用して進めていけると安心感があります。相談先で迷った場合は、まずは何を頼みたいかという内容に合わせて適切な相談相手を選び、こちらで準備できるものを揃えていくことで、よりスムーズな手続きにすることができます。

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